遠近両用コンタクトレンズを使い始めるタイミングについて

ウサギとカメ

「遠近両用コンタクトレンズを始めるタイミングっていつ?」

「何歳くらいがちょうどいいの?」

眼科で働いていると、患者さんからよくこんな質問を受けます。

もしかすると、この記事を読んでいる方の中にも、同様に疑問を持っている方がいるかもしれません。

もちろん、老眼の進行には個人差があるので「始めるなら○○歳がベスト」ということは言い切ることはできません。しかし、遠近両用コンタクトレンズを使い始めるタイミングを考える上で確実に1つ言えることがあります。

遠近両用コンタクトのソフトとハードはどっちが見やすい? おすすめは?

ソフトVSハード

コンタクトレンズのソフトとハード。

どちらにも強み弱みがあるので、一概にどちらがいいということはできません。

一昔前なら、性能的な理由から「ハードの方が絶対良い」と言われていましたが、最近はソフトでも酸素透過率が高いものも多く、汚れのことを考えるとハードではワンデーにかなわないので、「ハード絶対説」は崩れつつあるのではないかと思います。

ハードとソフトは一長一短。
どちかが良いかを決めるのは難しい。

しかし、遠近両用コンタクトレンズに限って言えば、その差は明白です。どちらが良いかなんてことを考えるまでもない、と私は思っています。

遠近両用コンタクトレンズのハードとソフトはどちらがいいのか。

また、なぜそう言い切れるのか。

今回は、そんなお話をしていきたいと思います。

※この記事は、ソフトとハードの両方が付けられることを前提として書いています。そのため、ソフトとハードのどちらかがつけられない方が読んでも(特にハードがつけられない方が読んでも)、あまりメリットがないかもしれません。ご注意下さい。

老眼を放置するとどうなる?

世の中には、明らかに老眼の症状が出ているはずの年齢でも、自分は老眼じゃないと言い張っている方が結構います。

自覚していないだけなのか、自覚はあるのだけれど、認めたくないのか。

「眼鏡をはずせば見えるから老眼じゃない」という方もいますが、これは完全に老眼です。老眼が始まっていない人は、どれだけ強い度数の眼鏡をかけていても近くを見ることができます。

老眼を認めたくない気持ちはわかりますが、専門的立場から言わせてもらえば、40歳を過ぎてて老眼の症状がまったく出てないなんてことはありません。

老眼を認めようが認めなかろうが、究極的に言ってしまえばその人の自由ですが、健康のことを考えるなと、老眼の症状が出ていても認めず無理をしているのはあまり身体によくありません。

今回は「老眼と放置」に関するお話をしていきたいと思います。

ツーウィークの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみました



前回の記事「ワンデーの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみました」に続き、今回はツーウィークの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみようと思います。

ワンデーに比べ種類が豊富なツーウィークの遠近両用コンタクトレンズ。今回も簡単な説明や、安く買えるネット通販の紹介を行ないながら、ランキングしていきたいと思います。

ワンデーの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみました

ランキング

ワンデーの遠近両用コンタクトレンズは、日本によく出回っているものだと三種類しかありません。この記事では、そんな三種類のワンデー遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみました。

たった三製品だけでのランキングなので物足りなくならないよう、簡単な説明をプラス。ネット通販で購入している方のために、安く購入できるショップも併せて紹介しています。

遠近両用コンタクトレンズの評判について

ルーペで読書する女性

遠近両用コンタクトレンズの見え方の満足度には個人差がありますが、評判を聞いていると、「見えない、見えにくい」という声が少なくありません。一体、どうしてなのでしょう。今回は考えられる理由を書いてみました。

遠近両用コンタクトレンズの仕組み・構造

このページでは、コンタクトレンズを用いた老眼矯正法「遠近両用コンタクトレンズ」にの仕組みや構造、メリットやデメリット、どういった人にオススメかなどをまとめています。