
前回の記事「ワンデーの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみました」に続き、今回はツーウィークの遠近両用コンタクトレンズをランキングしてみようと思います。
ワンデーに比べ種類が豊富なツーウィークの遠近両用コンタクトレンズ。今回も簡単な説明や、安く買えるネット通販の紹介を行ないながら、ランキングしていきたいと思います。
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ツーウィーク遠近両用コンタクトレンズランキング
1位:エアオプティクス遠近両用
近見:★★★★★遠見:★★★★
付け心地:★★★★
乾きにくさ:★★★★
世界シェア第二位のコンタクトレンズメーカー、アメリカのアルコン(旧チバビジョン)が製造・販売しているツーウィーク遠近両用です。シリコーンハイドロゲル素材による高い酸素透過性と、プラズマ加工による乾きや汚れへの高い耐性が魅力的なレンズです。
酸素透過率の実数値や乾きにくさの面では、後述するバイオフィニティマルチフォーカルに比べ多少劣ってしまいますが、遠近両用コンタクトレンズの見え方としては、こちらの方が遥かに高い評価を得ている印象を受けます。
遠近両用コンタクトレンズにとって見え方は命。どんなに他の性能が良くても、満足した見え方が得られなければ使う意味がありませんからね。そういった理由から、ランキング一位に選んでみました。
加入度数は三種類(+1.00,+2.00,+2.50)用意されているので、老視の進行に合わせて買えていくことができます。遠視の度数も用意されているので、幅広い老視に対応することができます。
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⇒アットスタイル - エアオプティクス遠近両用
送料込みで2,800円程度で買えます。かなり安価ですね。
2位:バイオフィニティマルチフォーカル
近見:★★★遠見:★★★★★
付け心地:★★★★★
乾きにくさ:★★★★★
世界シェア第三位のコンタクトレンズメーカー、クーパービジョンが製造・販売を行なっているツーウィーク遠近両用です。こちらもアメリカのメーカーの製品ですね。当記事で紹介する製品の中では最新の製品になります。
元の製品である「バイオフィニティ」が持っていた最高クラスの酸素透過率と、快適な装用感、圧倒的な乾きにくさがこの製品の魅力です。遠近両用コンタクトレンズの中では、最高性能を持ったレンズだといっても過言ではないと思います。
ただ、見え方に関しては、上にも書いたエアオプティクス遠近両用の方が高い評判を得ています。バイオフィニティマルチフォーカルは、どちらかというと遠くの見え方に重点を置いた製品なので、近くの見え方がちょっと物足りないんですね。。
加入度数は二種類(+1.00,+1.50)が用意されていますが、どちらも弱めなので、強い老視を持った方は対応で着ません。同じクーパービジョンのワンデーの遠近両用である「プロクリアワンデーマルチフォーカル」と同じく、40前半〜50半ばくらいが対象年齢の製品ですね。
なお、バイオフィニティマルチフォーカル遠近両用が買えるネット通販ショップは今のところありません。一般販売店で買うか、ネット通販を利用する場合は、他社製品に切り替える必要があります。
3位:メダリストプレミアマルチフォーカル
近見:★★★★遠見:★★★★
付け心地:★★★★
乾きにくさ:★★★★
世界シェア第四位のコンタクトレンズメーカー、ボシュロムが製造・販売を行なっているツーウィーク遠近両用です。こちらもアメリカのメーカーの製品。上記二製品と同じで、酸素透過性にシリコーンハイドロゲル素材を使っています。
加入度数は二種類(+1.50,+2.50)。見え方はまずまずといったところですね。どちらかというと近くの見え方に重点を置いている印象です。
この製品は、同社の「メダリストマルチフォーカル」というツーウィーク遠近両用を元に作られた製品です。度数設計はほぼ同じで、素材のみをシリコーンハイドロゲルに変えたような形ですね。
シリコーンハイドロゲル素材を用いたレンズは、素材の性質上、やや硬めになる傾向があります。現在主流なツーウィークのコンタクトレンズはほとんどがシリコーンハイドロゲル素材を用いたものですが、その硬さゆえ、どうしても付け心地に馴染めないという方もいます。
メダリストマルチフォーカルは、そんな、シリコーンハイドロゲル素材のレンズの付け心地がどうしても好きになれないという方向けの製品と言えます。シリコーンハイドロゲル素材を用いていないツーウィーク遠近両用コンタクトレンズの中では、見え方も安定している方ですからね。
メダリストの遠近両用を使う方は、酸素透過性を重視するか付け心地を重視するかでその二製品を選択するといいでしょう。
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